Gemini 3 向けテクニック
Gemini 3 は非常に高い文脈理解能力を持っていますが、以下のフレームワークを使うことで、より複雑なタスクを正確にこなすようになります。
PTCF フレームワーク
Section titled “PTCF フレームワーク”プロンプトを以下の4要素で構成する手法です。
- Persona (役割): AIにどのような立場で振る舞ってほしいか。
- 例:
You are a senior software engineer at Google.
- 例:
- Task (タスク): 具体的に何をさせたいか。
- 例:
Review the following code and identify potential security vulnerabilities.
- 例:
- Context (文脈): 判断に必要な背景情報や資料。
- 例:
The code is written in Python and uses the Flask framework.
- 例:
- Format (形式): 出力をどのような形式で得たいか。
- 例:
Output the result as a Markdown table with columns: Line Number, Severity, Description.
- 例:
Chain of Thought (思考の連鎖)
Section titled “Chain of Thought (思考の連鎖)”複雑な推論が必要な場合、AIに「ステップバイステップで考えて」と指示することで、正答率が上がります。
User:この数学の問題を解いてください。[問題文]ステップバイステップで考え、途中の計算過程も示してください。自己修正 (Self-Correction)
Section titled “自己修正 (Self-Correction)”AIに出力させた後、その内容をAI自身に批評させ、修正させるテクニックです。
User:上記の回答をレビューしてください。論理的な飛躍や誤りはありませんか?あれば修正版を提示してください。